中央アルプス千畳敷 その1 (まったり満腹編)

o-papa

2012年03月24日 16:02


長男A、しかちゃんと3人で「千畳敷カール」行ってきました!

中央高速駒ヶ根インターを降りれば、「菅の台バスセンター駐車場」は5分ほど。
マイカーはここまで。バスに乗り換えて「しらび平駅」を目指します。

山道を行くこと約40分。
「しらび平駅」に到着。

いよいよロープウェイに乗り込みます。


この時期、この天候で乗客は我々と以外1名のみ。

赤いジャケットを来た明るい女性スタッフは、時々「駒ケ岳ロープウェイ」のblog記事も書いてるそうです。
ということは・・・、
公式FBのウワサの萌系キャラ葉山渓香さんですかーっ!?(笑)

窓の外は

雨混じりの雪です・・・。しょぼん。(´д`)

ロープウェイは約7分で「千畳敷駅」に到着。
あっという間に標高2600mです。

千畳敷駅と千畳敷ホテルはそのまま建物が繋がっています。
しかし、改札を出て階段を降りて行くとそこに待ち受けていたのは・・・


「千畳敷補導所」

遭難防止のため、入山者をキビしくチェックするところです。
我々も補導されちゃいました。
「中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会・駒ヶ根警察署」
略して「中ア遭対協」のスタッフ2名から、本日の天候、先日来の気温上昇による雪崩リスクの増大、最近の事故の様子などについての説明と、行動予定や装備についての質問を受け、登山計画書の記入を求められます。

行程・・・一泊二日
アイゼン・・・なし
ピッケル・・・なし
ツェルト・・・なし
宿泊・・・・千畳敷ホテル
食糧・・・二日分(笑)
etc・・・

ウェアだけはバリバリの我々ですが「雪山と闘う意思」は無く、ほぼ観光目的(笑)であることがようやく伝わり、「まあ、部屋でのんびしていきな。」と無事に 釈放 ホテルに通してもらいました。ほっ。

最後に
「でも、ホテルから一歩も外へ出ちゃいけない、ってワケじゃないっすよねー!?」と聞くと
「ホテルから出てしばらく歩けば、視界は真っ白で方向を見失い、帰り道も分らなくなる。ロープの外へは決して出ないように。」
と、しっかり釘を刺されました。

了解っ!
 (`д´ )ゞ (`д´ )ゞ (`д´ )ゞ


中ア遭対協のおじさん達は、下界に降りれば一見普通のおじさんです(多分)が、ここでは登山者の安全を守るエキスパートの方々。
日に焼けた顔、使い込まれた装備や年季の入ったウェアが頼もしく、かっこいい。
「岳」大好きな長男Aは「リアル三歩やぁ!」と興奮気味でした。

では・・・
ひとまず荷物を置き、扉を開けてホテルの外へ出てみましょう。(ドキドキ)

吹雪。



退却。(笑)


だめだこりゃ、ってことで早々に部屋へと退散しました。

ぬくぬくの部屋でしかちゃんのこだわり珈琲を味わい・・・


おやつをぼりぼり・・・。


漫画(「岳」)や、ヤマケイなどを読みつつ、昼寝などもしつつ、たまに携帯でSNSチェックしたり・・・
標高2600mの座敷でゴロゴロしながらまったり過ごす、という贅沢かつ自堕落な時間を満喫した3人でした。

館内には

「山登りはじめました!」の著者鈴木ともこさんの原画や


映画「岳」で長澤まさみさんが実際に着用したウェアが展示されてました。

さて、18時には待望の夕食です!食べてばかりですが(笑)。

今回我々が予約した「雲上の宴」という宿泊プランの特別メニューがこれ。
「山海寄鍋」です。
黒胡麻のすりごまが入った出汁に、具がどっさり。
〆のうどんの後、お代わりしたご飯で雑炊まで作って食べて満腹×2!
カロリーを摂取するばかりの一日でした。

(続く)
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