瓶ヶ森でテン泊

o-papa

2011年10月10日 21:15

石鎚の雄姿を堪能しました。

西条側から寒風山トンネルを一旦走りぬけ、出口から旧道を折り返して登って行きます。
旧寒風山トンネルの高知側出口の横から始まる瓶ヶ森林道へ。

かつては未舗装でしたが、崩落により通行止めになることも多々。
現在は石鎚スカイラインの終点の「土小屋」まで全線舗装
2WDや観光バスでも問題ありません。
誰でも爽快な山岳ツーリングを味わうことが出来ます。

遅い出発だったので、瓶ヶ森駐車場に到着したのは15:00。
砂利だけど広くてフラットです。

キレイなトイレもあります。

駐車場から瓶ヶ森の最高点である女山(1896.2m)へは、もう一つのピークである男山を経由しても1時間程度とのこと。

まずはテン場を目指して「氷見二千石原」へ。四国の山らしい笹原を行きます。

笹原の中には地図には出てないルートもあるので要注意。
高価なタイツを穿いてる場合は、笹に引っ掛けて破かないよう、ロングゲーターがあったほうが良いかもです。

瓶壷

湧き出した水の流れが丸い窪みに集まっています。
ここの水は美味しい、との評判通りでした。

今回の幕営は、地図や案内板にもしっかり記載されている二つのテン場のうち、どちらかを利用するつもりでしたが・・・

「白石小屋」は営業しておらず、「第一テント場」らしき場所は伸び放題の草むらの中。
ならばと「瓶ヶ森ヒュッテ」に向かったものの、小屋は崩壊しかかっていて「第二テント場」は位置すら不明な状態。。。うーん、どうする・・・?

迷っているうちに日は暮れていく。
結局は、男山への登山道途中で見つけた絶景ポイント(!)に
「やむを得ず」「ビバーク」することに。

ちょうどエアライズ2が設営できるくらいのフラットなスペースがあったのでした。(^_^)

高気圧に覆われて天候は安定しているし、水も食料もたっぷり持ってるから心配なし。
夕日のグラデーションの中に浮かぶ石鎚山の姿を眺めながら、のんびり過ごすことに。

松山の街の灯りも見え始めました。

夜になればまさに落ちてきそうなほどの満天の星。。。
コンデジでは写せないのが残念です。

ノイズ交じりのAMラジオからは「富士山で初冠雪」とのニュース。
星空を眺めながら味わうスターバックスVIA。
いやぁ、なんとも贅沢な時間です。。。

さて翌朝は4時に起床。
昨夜は結構冷え込みました。
ウールのアンダーウェアに化繊のヘヴィウェイトアンダーを重ね着して寝たのですが、モンベルの5番のシュラフではちょっと寒かったです。

テントを撤収して男山へ。

ちょうど日の出でした。

西を振り返れば

石鎚山に朝日が当たって赤く浮かび上がっています。

南は

四国の山々が青いグラデーションになっていました。

女山山頂から。
今日も秋晴れの良い天気です!

瀬戸内海、西条市街、しまなみ海道の橋までもきれいに見えていました。
テンション上がるー!

すかさずセルフ撮り一発。

ハードシェル代わりにレインウェアを上下共着たのですが、
夜露で濡れた笹原を歩くとビショビショになるのでちょうどよかったです。

昨年はtekapoさんと一緒に登った石鎚山。

今日も賑わっていることでしょう。

さて、早朝ハイキングを楽しんだ後はクルマに戻り、瓶ヶ森林道を引き返します。


寒風山トンネルから高知側へ下った本川村。

仁淀川へと注ぐ清流と、金色に実った田んぼがとてもきれいでした!
関連記事