阪急ハイキング・芦屋から「荒地山」へ

o-papa

2011年03月06日 20:36

ほぼ初めての六甲山系。

阪急「芦屋川」駅下車。
豪邸を眺めながら芦屋川沿いを一人でテクテク。。。
住宅街の途切れたところから突然登山道が始まります。
まずは「城山(鷹尾山)」を目指します。

地元の方のお散歩コースになってるようです。

のんびり20分程歩くと

すでに「六甲らしい」風景。豪邸も良いけれど、ちょっと歩いただけでこの風景が見られるってことが羨ましいですね。
夜景もキレイなんだろうなあ。

「城山(鷹尾山)」到着。

標高263m

TV用の鉄塔が立ってるんですが、

ベンチもあっていい感じ。

次は「荒地山」を目指しまず。

トレラン向きの尾根道があるか思えば、こんな岩道も。
とても変化があります。
土質や植生的には実家のある伊勢志摩辺りと似てるようで、親近感が沸きます。

一枚目の画像の岩の上で街と海を見ながらランチを済ませ、再び歩き出す。

前方に

そそり立つ荒地山が見えてきました。

小さなアップダウンを繰り返しながら近づいていくと、
突然始まる岩場。

これが「岩梯子」

ここを登ります!
ガイドブックには「ここは3点支持で確実に。」と書かれてます。

滑り止め手袋をし、いざスタート!

まさに岩登り。

手がかり、足がかりはあるので、慎重に行けば問題ないですが

垂直の岩肌にはボルトが打たれているところもありました。

見上げると

これが「新七衛門ぐら(←漢字が出ない)。」
昔、ある悪党がこの穴で首をへし折られた、とか。(怖)
なぜ「新」かというと
阪神大震災で崩れて、元とは違う場所・形になったから、という意味の説明文がありました。
穴はちょうど人一人分の大きさなので、ザックを背負ったままでは通過できません。
先にザックを通しておいてからくぐります。

いやー、絶景です。

ロッククライミング気分を大満喫~!
たのシィ~!!

岩梯子を登りきると、再び何事もなかったかのように林の中のトレイルが始まります。
六甲って不思議です。

無事に「荒地山」登頂!

標高549m

ここからは芦屋カンツリークラブ(ゴルフ場)を右手に見ながら下っていくのですが、
途中の分岐で右に行くべきところを左に行ってしまい、道はだんだん登りに。
ちょっとおかしいなあと思っていたら、案の定、先ほど通過した所にループしてしまいました。
頭の中に「リングワンデリング」という単語が浮かぶ・・・
幸い「どこでどう間違ったか?」がすぐに解ったので、20分ほどのロスでルート復帰。
人はこうして道に迷うのだなあと実感しました。
持っていたガイドブックには載っていない分岐でした。

一旦「魚屋道」と合流し、南へ。
ここから道は幅広く平坦になります。
「風吹岩」で「魚屋道」と分かれ、西のルートで「保久良神社」方面へ下ります。

途中からは街を見下ろしながら階段を下ります。

両側に植わってるのは桜ですね。
あと一月もしたら、お花見ハイキングが楽しめそうです。

「金鳥山」近くの展望ポイント。

麓からここまで登ってきたと思われる学生風カップル。
二人のキョリが、なんだかビミョー。(^^)
でも、こういうところへデートに来れるのって、なかなか良いじゃないですか。
オヂサンとしては「ガンバレよぉ~」心の中で応援しながら下っていくのでした。

「保久良神社」からはコンクリ道。
住宅街を抜けて阪急「岡本」駅でゴールです。
休憩やミスコースもすべて含めて4.5hrの日帰りハイキングコースでした。

六甲山系をまともに歩くのは始めてでしたが、
電車でアクセスできて、色んなルート取りができる。
変化のあるトレイル。
街や港の眺めが楽しめる。
思い立ったらスグ行ける。
なかなか気に入りました!
今度は違うルートを行ってみたいと思います。

案内標識は整備されていましたが、今回ミスった分岐だけは、明確な標識がありませんでした。
他にも、大まかな地図では掲載されていないような分岐がたくさんありました。
できれば詳しい地図を持ったほうが良いですね。

※参考「もっと!阪急ハイキング
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