テン泊山行 石鎚山 その1

o-papa

2010年10月20日 21:32

エアライズ2を背負って、初のテン泊山行です!

行き先は約20年ぶりの霊峰・石鎚山
ソロということもあり、今回もノーマイカーです。
岡山までは新幹線、特急しおかぜに乗り替え、瀬戸大橋を渡って伊予西条へ。

しおかぜを降りた駅のホームに湧き水。
伊予西条は名水百選にも選ばれている「うちぬき」と呼ばれる湧き水が、街中の至る所にあります。

駅の階段を上がると

秋晴れの空に石鎚山の姿が!
テンション上がるわぁ~!

ロープウェー乗り場行きのバスまで1時間ほどあるので、駅でもらったパンフを片手に、一番近い「うちぬき」へ。歩くこと5分。

公共の建物前の広場にありました。これからの行程中には水場がなさそうなので、ここで2.5Lほど給水。ザックがずしりと重くなります。
「生水やから2,3日しかもたないよ。」と地元のおじさんが教えてくれました。

さて、バスに揺られて約1時間。ロープウェー下谷駅に到着。
同乗者は自分を入れて4組ほど。みな登山者です。

ロープウェーは毎時0分、20分、40分に発車します。

急こう配で一気に高度を稼ぎます。

山頂成就駅に到着。

西条駅で腹ごしらえしてあったのでランチは取らず。


すすきの向こうに瓶ヶ森がキレイに見えてます。是非次に行ってみたい山。

成就社までは森林浴気分~♪でとても気持ちよく歩けます。

ここだけを歩く観光客の方も多いようです。

途中では

西条、今治、松山の街が見えました。
目を凝らすと、しまなみ海道も見えましたよ。

成就社の拝殿。

正面の窓の向こうには石鎚山の厳かな姿が。額に入った絵のようです。

さて、ここからが登山道のスタート。

ところが、下る下る~。「八丁の下り」と呼ばれている部分です。
「あのー、ワタシ山登りに来たんですけど。。。」(汗)
ってくらい、下ります。
せっかくお金払ってロープウェー乗ってきたのにー。

途中、こんな立派な鳥居がありました。

頂上まで行けない人は、ここで拝んでから心おきなく帰ってね。
ということみたいです。

鞍部と思しき箇所にこんな「路程図」がありました。

これからが本番です!

最初は緩やかに登って行きます。



だんだん紅葉も鮮やかになってきました。

登山道の勾配部分は木の階段になっていて、歩きやすくなってます。

やがて「試しの鎖」へ到着。
しかし、ザックの重さに不慣れなのでここは迂回。

巻き道で回り込んだ所に前社森の売店があります。
「しょうが湯」が名物らしいです。
14:16です。予定通りのノンビリペース。 

ここからは見えないけど

この岩の向こう側からこちら側に「試しの鎖」が設置されています。

急こう配の階段に汗だくになりながら登って行くと

「試しの鎖」の岩の向こうに成就社が、その向こうに西条の街が見えてきました。
「一の鎖場」も巻き道で迂回し、さらに登って行くと・・・

木々の向こうに凛々しい山頂の姿が!
それにしても見事な紅葉です。

ようやく平坦なところに出たので、人が来ないのを見計らって前方から自分撮り。

いやいや、それより今夜の寝床を確保せねば!
地図では二の鎖場の手前にテン場のマークがありますが、
ただ笹が生い茂るのみでそれらしきスペースは見当たらず。。。
笹を押しのけて張ってるテントが一つのみ。
ちょっとアセル。。。。

そのまま登って行くと、土小屋ルートとの合流点にようやくテント一つが張れるスペースを発見!

エアライズ2設営完了!

一安心です。しかも、なんとaUケータイ圏内。
即、o-mamaに「無事です」メールしました。

テン場で落ち着いたところで振り返れば

垂直に切り立った石鎚山の山頂が!
なかなかのロケーションです。

さて、今夜の夕飯は
持参した冷凍ご飯とカップスープで作ったチーズ風味リゾット。

山メシっぽいですね(笑)
温まりますー。

夕焼けに、街と瀬戸内海が染まりはじめました。


キレイに撮れませんでしたが、今治方面の街の明かりです。


初めての重荷登山で、想像以上に疲れてヘトヘト。。。
足はガクガクで頭痛まで発生。
ラジオも本も持ってきてなかったし、明日に備えて20:30消灯。
明日も良い天気になりますように。
(続く)

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