ソロということもあり、今回もノーマイカーです。
岡山までは新幹線、特急しおかぜに乗り替え、瀬戸大橋を渡って伊予西条へ。
しおかぜを降りた駅のホームに湧き水。
伊予西条は名水百選にも選ばれている「
うちぬき」と呼ばれる湧き水が、街中の至る所にあります。
駅の階段を上がると
秋晴れの空に
石鎚山の姿が!
テンション上がるわぁ~!
ロープウェー乗り場行きのバスまで1時間ほどあるので、駅でもらったパンフを片手に、一番近い「うちぬき」へ。歩くこと5分。
公共の建物前の広場にありました。これからの行程中には水場がなさそうなので、ここで2.5Lほど給水。ザックがずしりと重くなります。
「生水やから2,3日しかもたないよ。」と地元のおじさんが教えてくれました。
さて、バスに揺られて約1時間。ロープウェー下谷駅に到着。
同乗者は自分を入れて4組ほど。みな登山者です。
ロープウェーは毎時0分、20分、40分に発車します。
急こう配で一気に高度を稼ぎます。
山頂成就駅に到着。
西条駅で腹ごしらえしてあったのでランチは取らず。
すすきの向こうに瓶ヶ森がキレイに見えてます。是非次に行ってみたい山。
成就社までは森林浴気分~♪でとても気持ちよく歩けます。
ここだけを歩く観光客の方も多いようです。
途中では
西条、今治、松山の街が見えました。
目を凝らすと、しまなみ海道も見えましたよ。
成就社の拝殿。
正面の窓の向こうには石鎚山の厳かな姿が。額に入った絵のようです。
さて、ここからが登山道のスタート。
ところが、下る下る~。「八丁の下り」と呼ばれている部分です。
「あのー、ワタシ山登りに来たんですけど。。。」(汗)
ってくらい、下ります。
せっかくお金払ってロープウェー乗ってきたのにー。
途中、こんな立派な鳥居がありました。
頂上まで行けない人は、ここで拝んでから心おきなく帰ってね。
ということみたいです。
鞍部と思しき箇所にこんな「路程図」がありました。
これからが本番です!
最初は緩やかに登って行きます。
だんだん紅葉も鮮やかになってきました。
登山道の勾配部分は木の階段になっていて、歩きやすくなってます。
やがて「試しの鎖」へ到着。
しかし、ザックの重さに不慣れなのでここは迂回。
巻き道で回り込んだ所に前社森の売店があります。
「しょうが湯」が名物らしいです。
14:16です。予定通りのノンビリペース。
ここからは見えないけど
この岩の向こう側からこちら側に「試しの鎖」が設置されています。
急こう配の階段に汗だくになりながら登って行くと
「試しの鎖」の岩の向こうに成就社が、その向こうに西条の街が見えてきました。
「一の鎖場」も巻き道で迂回し、さらに登って行くと・・・
木々の向こうに凛々しい山頂の姿が!
それにしても見事な紅葉です。
ようやく平坦なところに出たので、人が来ないのを見計らって前方から自分撮り。
いやいや、それより今夜の寝床を確保せねば!
地図では二の鎖場の手前にテン場のマークがありますが、
ただ笹が生い茂るのみでそれらしきスペースは見当たらず。。。
笹を押しのけて張ってるテントが一つのみ。
ちょっとアセル。。。。
そのまま登って行くと、土小屋ルートとの合流点にようやくテント一つが張れるスペースを発見!
エアライズ2設営完了!
一安心です。しかも、なんとaUケータイ圏内。
即、o-mamaに「無事です」メールしました。
テン場で落ち着いたところで振り返れば
垂直に切り立った石鎚山の山頂が!
なかなかのロケーションです。
さて、今夜の夕飯は
持参した冷凍ご飯とカップスープで作ったチーズ風味リゾット。
山メシっぽいですね(笑)
温まりますー。
夕焼けに、街と瀬戸内海が染まりはじめました。
キレイに撮れませんでしたが、今治方面の街の明かりです。
初めての重荷登山で、想像以上に疲れてヘトヘト。。。
足はガクガクで頭痛まで発生。
ラジオも本も持ってきてなかったし、明日に備えて20:30消灯。
明日も良い天気になりますように。
(続く)